会社紹介動画は何分がいい? 30秒から14分まで、尺別に見る実例21本

会社紹介動画や採用動画を作ることになったとき、最初に迷うのが「何分にするか」です。当サイトが紹介している動画は30秒から14分まで幅があり、尺によって作りも役割もはっきり変わります。実例を尺の短い順に並べて整理しました。

30秒 — 広告として配信する

ゼンコーグループ|採用動画 30秒ver.

警備業を軸に展開する企業群の採用動画です。30秒では事業の詳細は入りません。伝えられるのは、会社名と業種、そして雰囲気だけです。逆にいえば、動画広告として配信して認知を取る用途には、この長さが適しています。

1分前後 — サイトのトップに置く

最も実例が多い長さです。企業サイトのトップページや採用ページに埋め込み、最初に見てもらうことを想定した尺といえます。

株式会社三和電工社|会社プロモーション(1分)

福井テレビが制作。会社の全体像を短くまとめる構成です。

有限会社清水重建|会社紹介(1分)

事業内容と、地域住民とのコミュニケーションを大切にする姿勢まで1分に収めています。中小企業が最初の一本を作る際の現実的な尺です。

美容室aL-ter|新卒採用動画(1分)

動画は雰囲気を伝えることに絞り、給与や休日といった条件は概要欄に書ききっています。映像とテキストで役割を分担させる作り方です。

シャープワンストップサービス|コンセプトムービー(約1分6秒)

業務内容ではなく、働くうえで大切にしている価値観に絞った構成です。

京セラコミュニケーションシステム|a Day in The Life(1分30秒)

社員2名の目線で一日を追う疑似体験型。1分半あれば、朝から夕方までの流れを追うことができます。

村田製作所|会社紹介ショートVer.(1分30秒)

約9分のフルバージョンを1分30秒に凝縮したものです。長短2つの尺を用意して用途で使い分ける、企業動画の定番の作り方です。

2〜3分 — 職種や事業を1つ掘り下げる

この長さになると、具体的な内容を入れられます。全社の紹介より、対象を絞ったほうが密度が上がります。

アビームコンサルティング|採用コンセプト動画(約2分26秒)

物語仕立てのドラマ形式です。脚本のある構成は、この程度の尺がないと成立しません。

株式会社MOTHERS|採用ムービー(約2分52秒)

働くうえでの判断基準や価値観を伝えることに重心を置いています。

イノアック|採用コンセプトムービー(約2分57秒)

出演者は全員社員、撮影は実際の事業所。若手社員の姿を通して企業風土を表現しています。

いすゞ自動車|Moving the World(約2分50秒)

社会課題を3つ挙げ、それに対する自社の役割を説明する構成です。

3〜5分 — 事業の全体像を語る

トタニ技研工業|採用動画(約3分10秒)

問いかけ型のタイトルに、映像で答えていく構成です。

本田技研工業|会社紹介動画(約3分24秒)

従業員インタビューを通じて企業概要を描いています。

株式会社アマダ|社員紹介 サービスエンジニア(約3分37秒)

職種を1つに絞り、シリーズとして複数の職種を扱う形です。

村田製作所|魔改造の夜(約4分5秒)

テレビ番組という外部の話題を入口にして、エンジニアの人物像に迫っています。

株式会社TFコーポレーション|派遣事業篇(約4分17秒)

事業ごとに分けて制作されたシリーズの一本です。

NYC株式会社|会社紹介(約4分40秒)

事業承継という分かりにくいテーマを、考え方から実例まで順を追って説明しています。

5分以上 — 説明会の代わりになる

株式会社No.1|会社紹介(約5分44秒)

歴史、事業概要、ビジョンを順に説明する正統的な構成です。

スシロー|採用動画 ロングver.(約6分13秒)

知名度の高い企業が、あえて「知られていない部分」を説明するために長い尺をとった例です。

ポニーキャニオン|会社紹介 フルver.(約10分56秒)

事業領域が多岐にわたるため、それぞれを順に紹介するとこの長さになります。

株式会社ヤマザワ|企業紹介(約14分8秒)

会社説明会の内容をそのまま動画に置き換えた形式です。当サイトで最も長い一本。

尺を決める前に、置き場所を決める

実例を並べると、尺は「どこに置くか」で決まっていることが分かります。広告として配信するなら30秒、サイトのトップなら1分前後、採用サイトで職種を説明するなら2〜3分、説明会の代わりなら5分以上。先に長さを決めるのではなく、どこで誰に見てもらうかを決めれば、必要な尺は自然に決まります。

もう一つ参考になるのが、村田製作所やスシローのように長短2つの尺を用意するやり方です。入口では短い版で興味を持ってもらい、詳しく知りたい人には長い版を見てもらう。1本ですべてを伝えようとして中途半端な長さになるより、用途を分けたほうが結果的に伝わります。

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